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2010年7月

2010.07.22

青山金属工業株式会社

今回ご紹介する企業動画は、甲馳(こはぜ)メーカーの青山金属工業株式会社です。とても社歴の長い青山金属が作る甲馳は日本の歴史や文化と関わりの深い商品です。基本的な用途は足袋の留め具として目にしていますが、その機会も年々減っていることと思います。

夏場、各地の祭りで目にする足袋の需要が減る中で、機能と品質を落とさずに別の商品への応用による文化の継承を進めており、ジーパンのジッパーの部分への採用は新しい進化の始まりです。その他の利用方法として、高齢者が苦手とするボタンの代替品としての甲馳も注目されています。歳とともに衰える体力や肉体機能を補い、「留め易く、外れ難く、外し易い」という3拍子揃ったアイテムです。

1つの文化を消さずに維持するということには並々ならぬ苦労がありますが、経営理念にある「温故知新の心」がそれを支えています。過去の事実を研究し、そこから新しい知識と見聞を深め、新しいマーケットを創造する。知恵を駆使し、新しいマーケットが新しいビジネスを生んでいるようです。この灯を絶やさないために、甲馳の商品開発には、常に積極的に取り組んでいます。遠慮なくお問い合わせください。心より歓迎いたします。

こはぜの動画をダウンロード

-編集後記-

足袋を履く機会なんてめったになくなりました。季節商品の感もあります。まさに今の時期は各地の祭りごとで青山金属工業の甲馳が活躍していることと思います。とても地味な存在でもあり、一時期は海外製造にシフトした時期もあったようですが、再び日本に戻ってきているようです。

一時期アジア地域にマーケットが移動したアイテムが戻ってきているという話しは時々お聞きします。やはり品質の高い、機能を維持した製品を、安定して作り続けるということを、長い時間の積み重ねから学んでいるモノづくりがメイドインジャパンかもしれませんね。大正8年から...弊社のような足元にも及ばない、企業と呼ばれるのもおこがましい立場で声をかけていただけることは、とても有り難いことです。

[文:GLH@田原]

2010.07.07

つやま新産業創出機構

ステンレス加工のあらゆるニーズに「YES」で応える企業グループと官学のネットワークが、つやま新産業創出機構内の津山ステンレスネットです。"津山地域を日本のステンレス加工基地へ"という志を掲げ1996年に、その機能が動き始めました。

地域産業として取り上げられるべきものは幾つも存在していますが、未来に向けて力強く牽引する柱として注目されたのがステンレス加工技術です。この分野の選択と集中が、今のステンレス加工地"津山"の認知に結びついていおり、地元の中小企業が智慧と技術を駆使して組織は前進しています。

既にスタートから10年以上経過していますが、その道のりは平坦ではありませんでした。一言でステンレスと言えど、各社が持つ技術やノウハウには温度差が在り、技術力の浅い企業が、その他の企業の足をひっぱってしまうこともありえます。また、それぞれの企業が持つ技術を共同受注というスタイルで処理しますと、そこには本来明らかにしたくないノウハウというものがあることは容易に想像できます。それでも関わり合う企業が開襟し、本音で語り合える場に育てていくことに多くの時間が注がれてきました。

そして、津山ステンレスネットに集う企業の更なる選択と集中を繰り返して選ばれた企業が、現在の組織を構成しています。現在主力となっている、くり抜いた曲面とパイプなど、同径より大きな径を塑性加工する"バジル加工"や、加工穴の周囲を滑らかな曲線で仕上げる"バーリング加工"、特殊チャンバーやユニット設備など、その高い技術を具現化した製品はサニタリー、液晶・半導体製造などの様々な産業分野で活用されています。

その高い技術は「One & Only」で在り続けるために、今も技術開発が進んでいます。

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