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2010年8月

2010.08.10

株式会社 陶あん

今回ご紹介する企業動画は華やかな器づくりで定評のある株式会社陶葊(とうあん)です。今回のプロジェクトは過去に手掛けた原寸大の手書きによる国宝・洛中洛外図屏風(上杉本) の陶板での再現に発端します。約2年の歳月をかけて作られた洛中洛外図屏風の技術的特徴は単に美しいだけでは無く、「薄く、強度があり、焼成後も反りが少ない」もので、全48枚の陶板で再現されました。

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当時は窯の大きさにも制限が在り、それだけの枚数の陶板で表現するしかなかったものを、新しい設備と技術で更に大型の陶板が作れないか?ここからプロジェクトはスタートします。当然、先回同様に薄く、強度があり、焼成後も反らない大型陶板です。

工業製品のプロセスを経て作られる複写は過去にも多くありましたが、手書きの焼き物として再現に挑戦することを見聞きしたことは無く、窯自体も今回初めての試みで作られたものです。更に本番の作業では何度も焼成過程を繰り返し「風神雷神図」は完成しました。

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多くの方々の力を借り、新しい技術とノウハウを注ぎ込んで作られた大型陶板は1600×600、厚さは3-7㎜、美術性が高く、住宅・建築素材や照明具材、内装装飾材など、様々な業界に向け新しい可能性をご提供するものです。

陶あん・大型色絵美術陶板の動画をダウンロード

-編集後記-

新しいことに挑戦するには時間が必要ですが、時間は有限ですので開発スピードとの戦いです。しかし焼き物の世界での挑戦は簡単なことでは無いですね。出来上がって1枚の大きな陶板を見た時に「見事、綺麗だ」という一言を言っていただける為に費やした時間は実際の工程だけでも数カ月です。

映像ではカットしておりますが、テスト期間や失敗もありました。今回はテスト時間が少ないというハードルもありました。それでも最後の窯出し時は感慨深いものがあります。この大型陶板は9月頃より陶葊・錦小路店にて期間限定で展示される予定です。実物をご覧いただき、その大きさと美しさをお楽しみください。

[文:GLH@田原]

2010.08.03

榛木金属工業株式会社

今回ご紹介する企業動画は銅加工・産業用電池・ステンレスなどの難加工材料の複合加工を手掛ける榛木金属工業株式会社です。なかでも電気や電源の重要部品である銅・黄銅加工を得意とし、この分野のスペシャリストです。

そのホームページには「創造力は技術力から生まれる」と書かれていますが、そのどちらが欠けても良いモノは生まれないようです。そして、どちらを生むのも「人」ですが、榛木金属工業の90余年の実績で積み重なる創造力は、豊かな生活への変化に応える会社としての変化の繰り返しでした。

榛木金属工業が進める3S活動、ネット営業、モノづくり。事業全体に共通することは、スタッフ全員が思いを共有している点にあるようです。自社製品の強みを深く知り、お客様のニーズを掴み、進化を続けてきた結果と言えます。スタッフ全員の能力を高め、熱意をもって進められる業務は各種銅加工製品の品質に反映されています。

その一部がホームページに詳しく書かれていますので、銅加工や難加工お困りの際は、是非一度声をかけてみては如何ですか?現在、日本のバッテリーメーカー全社に部品供給している実績は、豊かな創造力と、作り手の顔が見えるビジネスの積み重ねを表しており、共に難題を解決してくれるはずです。

榛木金属工業の動画をダウンロード

-編集後記-

導電体のブスバー、電気接続部品のシャントンワイヤー、ブロックやバー、用途をあげると無数にある部品の数々。「モノづくり」とは「モノを作り上げる」と言われますが、榛木金属工業さんのモノづくりには「誰に向け、何のために」という明確な方向性を感じました。

長い歴史を持つ会社ですが、ホームページから発信される情報量が、時代と共に変化してきたことを物語っています。遠慮がちに「本来は従業員を動画で紹介すべきですけどね、立場上わたしがお話しますけど、本当に助けられて進んでいます」という榛木社長の言葉が印象的です。

先日もテレビで「企業が30年間存続する確率は0.02%」とありましたが、この類い稀な社歴は変化しなければ企業は生き残れないと感じる貴重な体験でした。

[文:GLH@田原]

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