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2010年9月

2010.09.17

協栄金属工業株式会社

今回ご紹介する企業動画は精密板金の加工組立を手掛ける協栄金属工業株式会社です。島根県雲南市掛谷町という山間部に位置し、間もなく中国横断自動車道の尾道松江線の全線開通により、今まで以上にスピーディーな流通網が整う場所です。

協栄金属工業の設備は板金加工に関わる殆どの作業を網羅し、バラシ工程から最終製品組立までが順序良く進められています。どんなに設備が整っていても「社長が変化しなければ、会社はよくならない。社長が変われば会社も変わる。」という小山社長の言葉通り、ここ数年は事業の見直しと基礎業務改革を進めてこられました。今年、その基礎固めを終えつつあります。

加えて、「地域の雇用を守りたい」という話しも印象的です。中山間部の限られた産業の中で、「従業員の力があってこそですよ。叔父も協栄、父親も協栄という従業員も居るんですね。3代にわたって働いていただけることに、心から感謝しています。」というお話は、会社や事業の在り方を考えさせられます。

会社を愛する人と技術。それを支える施設がここに整っています。一貫した、ワンストップな板金加工組立の発注先にお困りの企業様に朗報です。

協栄金属工業株式会社の動画をダウンロード

-編集後記-

板金加工を営まれる企業様の機械を見る目も肥えてきましたが、こちらの敷地設備には驚きました。マルチに業務がこなせる設備と工夫が整っています。広い工場整備を見て回るだけで、普段の3倍を要しました。本当に素晴らしいスタッフと設備です。昨今、東南アジア諸国の快進撃が続いていますが、まだまだ日本の底力を感じることが出来ました。

「人を動かすことができる人は、他人の気持ちになれる人である。」というのは本田宗一郎氏のお話しですが、小山社長の会話の中心は殆ど全てが従業員に対する感謝の話しでした。改めて、人が人を支えモノを作るという当たり前の事を再認識しました。ありがとうございます。

[文:GLH@田原]

2010.09.06

JA雲南果樹技術指導センター

今回ご紹介する企業動画は、JA雲南果樹技術指導センターです。果樹栽培にあたり、このセンターが基本に考えた事は「なぜ若者が果物を食べなくなったのか」ということでした。

その理由の一つに「果物以外にも口当たりのよい甘いものは沢山ある」ということに気付きます。そして、スーパーなどに並ぶ果物は、完熟になる前に出荷され、陳列されている段階でも食べごろでは無く、購入して家に持ち帰り、程よい日数で食べごろになることを逆算して出荷されている事実。

このプロジェクトを指導される高橋技監は、国内はもとより世界30ヵ国以上の果樹園を見てきた結果として、「なんとか完熟で、糖度の高い、本来の果物の甘さを、作り手も買い手も可能にするサイクル」を可能にすべく、ハウス栽培とY字形棚栽培法を考案しました。

雨風に強く、害虫や鳥、獣を防ぎ、光合成を増やすハウス栽培。人の手が届く程度の高さに剪定されたY字形棚栽培法は、消費者が満足できる果物本来の甘さを安定的に提供するもので、より付加価値の高い商品化へ進める技術です。プルーン、モモ、ブドウ、スモモ、オウトウ他、様々な果物でのテストを繰り返し、新しい"奥出雲ブランド"として知られつつある果樹栽培方法です。

JA雲南果樹技術指導センターの動画をダウンロード

-編集後記-

撮影にご協力いただいた指導センターの吉廣丈晴さんの言葉がとっても印象的です。

「色々な栽培方法があると思います。優れた栽培方法があったとしても、その方法を100%やりきるかどうか。理論的、作業的に正しくても、それを最後まで愛情を注いでやりきらなければ、美味しい果物が出来ない。Y字形棚栽培法は私の愛情を100%注いであげられる高さです。」

小さな脚立程度で剪定できる高さにすることで、全ての枝木に目配りできます。果実に対してしてあげたら良いと思えることを、全て叶える環境を整えるハウス栽培です。ここでは西日本での栽培が少ない品種のテストが続けられており、この方法が多くの地域に普及し、より美味しい状態での地産地消が進むことを願うばかりです。

さて、気になるその味ですが、サクランボの食べ比べをしてみました。数種を並べ、順番に食べた感想は、甘さが違う!味が濃い!食べれば絶対にわかります!中山間地域に適した魅力的な栽培方法です。

[文:GLH@田原]

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